ご挨拶

concept

この度は、着物ボトルドレスをご覧頂き誠に有難う御座います。ご挨拶を兼ねて、ここでは、着物ボトルドレスがどんな想いでつくられ、お届けしているかをご紹介致します。

日本の伝統工芸

日本には、伝統と技術に裏打ちされた伝統工芸品があります。伝統工芸品は、簡単にいうと100年以上の歴史を有し、現在も継続しているものとされています。これは、世界的に見てもここまでの工芸品を持つ国はごく少数だと言われています。しかし、この伝統産業は、需要減少と後継者不足で今やピーク時の1/3まで落ち込んでいます。

実は私自身も、創業百五十年の伝統工芸の老舗で働いておりました。「老舗」とは響きが良いですが、実際は働き手の高齢化だけで、一番若い社員が60歳、代表が86歳という状況でした。ですから、連絡は、メールではなくFAXで。振込はネットやATMでなく銀行窓口で、もちろん伝票も手書きです。パソコンが使えないので、それが当たり前です。

日本文化を伝える伝統工芸品には、技術だけでなく伝統や格式、奥深さがあります。物の良さだけでなく、その製品が仕上がるまでに驚くべき手間と技術が重なっています。しかし、中から見ると、守りすぎることで新しい挑戦がなく、ネット、グローバル化などに乗り遅れ、多くは廃業寸前にまで追い込まれているのが現状です。これは、全国の伝統産業で見られる状況です。

着物ボトルドレスへ

伝統産業の衰退は良く後継者不足で語られますが、本質はそこでは無いと考えます。後継者不足は子供や従業員が後を継いでくれない事が原因ですが、その一番の原因は過酷な現場と収入不足です。そしてその収入不足の原因は、伝統工芸品が売れていないことです。
しかし、日本のような教育レベルも高く、成熟した社会では、良いものと分かれば、愛用してくださる方は大勢おられます。ですから、突き詰めて行くと伝統工芸品の売れない最大の理由は、作りての情報発信不足だといえます。
そんな中、日本の伝統文化の良さを伝え、残すためには別の切り口(新しい形での情報発信)が必要だと考えるようになりました。商品を通して口コミで「伝統工芸」という言葉が広がっていくようなイメージです。そんな想い、発想から、着物ボトルドレスは生まれました。

着物ボトルドレスと伝統工芸

ただ単に伝統工芸を紹介するだけであれば、サイトを立ち上げ発信するだけでも可能です。しかし、手にとって貰わなければ、質感などは感じ取ってもらえません。よくあるのが、ストールや小物に加工して販売しているケースです。しかし、これでは生地や織物に興味のある人に限られてしまいます。
そんな中、あるお店で見かけた、ミニチュアサイズの着物との出会いをきっかけに、現代の食卓にあがる機会の多いワインのボトルのカバーに仕上げることになりました。ワインであれば、日本国内だけでなく海外の人に手にとってもらうことも出来ます。
コンセプトは、「日本の心、伝統を贈る。」勿論、現在の形になるまでには簡単にはいかず、多くの苦労がありました。サイズや生地、縫製、パッケージと、縫製の和裁士さん、生地職人さんなどと一つ一つ作り上げて今の形に落ち着いたのです。

また、日本の伝統・文化である「着物」にこだわり、着せる時の着付や、保管時の桐箱・たとう紙などにもこだわって一つ一つ丁寧に仕上げています。
着物ボトルドレスは、ご自身の和のインテリアとしてだけでなく、テーブルコーディネート用として、日本の良さを伝えるお土産やプレゼントとして、開業や新居のお祝いとしてなど、多くの用途でご購入頂いております。

この商品を、手に取ったとき「日本の文化や歴史」を感じてもらえると大変嬉しく思います。例えば、着物ボトルドレスをプレゼントする際に、「着物」「伝統工芸」「日本の四季」などといった会話が広がり、多くの人が伝統工芸品に興味を持ってもらえれば幸いです。
また、さいごになりますが、伝統産業支援プロジェクトとして御購入頂きました費用の一部は、日本の伝統工芸の支援に使わせて頂いております。
「日本の心、伝統を贈る。着物ボトルドレス。」是非、ご愛用下さい。

wada

 


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