伝統工芸の危機!?京友禅 | 着物 bottle dress

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伝統工芸の危機!?京友禅

どこも日本の伝統工芸は大変です。
そんな中でも、京友禅は特にここ最近廃業が相次いでいるとのこと。
先日着物ボトルドレスがご縁で、京都の呉服・和物の有名企業の専務さんとお話しする機会があったのですが、
京友禅の前途をかなり悲観しておられました。
ここ最近の外国の和ブームで、着物にも少し目を向けられているようにも思いますが、
外国人が買って帰るのは、浴衣や廉価な着物風のものであって、友禅などは、一向に売れていないようです。
特に友禅のような高級品は縮小の一途で、プリント物のクオリティの向上もあり、
年に数軒の廃業が相次いでいるとのことでした。
それに拍車をかけているのが、実はこのアベノミクス景気との事。
景気が良くなっても友禅の需要は上がらない物の、土地の値段だけは上がり、今京都はマンションブームに
なっているとのこと。
京友禅の染工場は、数十mの反物を染め上げるため、土地が広く、昔でこそ田舎であったものの、
数十年・百年との単位でやっている人が多く、今では京都の人気街の中にあるのが現状です。
ここに来てマンション業者からの話も多く、需要が低迷している中、将来を考えるなら、
今なら従業員にも退職金を出して終わることができると、一気に進んでいるようです。

2020年のオリンピックに湧いている日本ですが、その時には、手づくりの友禅は、
本当に見られなくなっているかもしれません。

着物ボトルドレスも、京友禅版を出して、少しでも支える事ができればと思っております。


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